導入事例
拠点分散NASファイルサーバのクラウドマイグレーション
ネットワーク機器の老朽化と煩雑な管理運用の解消
案件概要
背景
全国に複数拠点を構えるなかで、拠点ごとにNASファイルサーバを運用していたが、サーバの老朽化に加えデータ量の増大が進み、保守コストや運用管理負荷が高止まりしていた。またセキュリティ面のリスクも顕在化し、各拠点のファイルを集約・最適化するためクラウド移行が急務となっていた。
課題
拠点分散型のNASファイルサーバによるデータ管理の煩雑化
増え続けるデータ容量に伴う保守コストの増大
老朽化とセキュリティリスクへの対策が必要
解決策
Point 01
サービス導入の背景
本お客様では全国10拠点の事業所別に物理NASサーバを設置しファイルサーバとして利用、本社の管理部門にて各NASサーバ(全13台)の運用管理を行っていました。 昨今の情報セキュリティ課題や物理機器運用に対する不安から、当社により良いシステムのご相談を頂きました。

Point 02
クラウドコンサルティングサービス導入のメリット
社内上申のための支援を実施。予算確保がスムーズに
ユーザ視点での変更点など専門知識が必要な説明も支援によりスムーズに
Point 03
クラウドマイグレーションサービス導入のメリット
物理機器の管理や障害対策が不要に
バックアップ管理やアクセスログ管理が容易に実施可能に
一元化および重複排除機能によりディスクの無駄を削減(8TB→2.4TB)
AWS上にADを導入し、ユーザ管理を一元化
Point 04
運用代行サービス導入のメリット
パッチ適用や障害対応の代行運用により担当者は本来の業務に集中可能に
月次レポートの提供によりセ キュリティ状況の把握が容易に可能に
Point 05
今後の展望
今回のクラウドマイグレーションによりお客様にはクラウド活用の利点を十分に体感して頂きました。 お客様はクラウド活用によるDXの推進に興味を持たれ、より働きやすい環境の推進をご要望されています。 今後はクラウドを活用したテレワーク環境の導入を検討しており、弊社テレワークソリューションでの要望の実現に向けて推進しています。
課題解決の成果
AWSをはじめとするクラウド環境へファイルを集約し、運用コストと管理負荷を大幅に削減
セキュリティ強化により、拠点間のデータ連携を安全かつスムーズに実施
クラウド環境への最適化で拡張性が高まり、将来的なデータ増加や機能追加にも柔軟に対応可能





