導入事例
Power Platformで予約受付プラットフォームを構築
中小企業・小規模事業者向けの経営・各種支援策の相談窓口の設置が必要
案件概要
背景
補助事業者トランスコスモス株式会社が10月開始のインボイス制度の円滑な導入に向け、中小企業・小規模事業者からの経営相談や各種支援策の相談等への受付窓口を設置。相談受付窓口は、中小企業・小規模事業者を対象に、相談内容に応じた各種窓口への案内、専門家(税理士)によるオンライン相談により、「課税事業者となった場合の税負担」や「登録要否等の相談」に関するアドバイスやお困りごとを解決することが目的。
課題
- サーバ機器の老朽化で障害発生リスク増加。ミドルウェアEOSL対応などで保守費用増加。オンプレ構成のためサーバの拡張性がない。 
- 構築したシステムにおいて容量を超えると必要な時に容量を足す手間とコストが必要。 
- エンドユーザーごとにアプリケーションを構築しているためシステム構築~サービス開始までに期間が必要。その後の保守費用も割高/負担になっている。 
解決策
Point 01
事務局運営スキームを活用
免税事業者/税理士が安心して仕組みを利用できるよう、トランスコスモスグループにおけるこれまでの実績、経験を活かした事務局運営スキームを活用

Point 02
WEB受付から相談会までワンプラットフォームでサービス提供
本構築におけるMicrosoft Power Platform利用のメリット
- セキュリティ担保 - ISMAP対応のため本事業に求められるセキュリティ要求を担保が可能 
- 拡張性 - 課税売上高が1,000万円以下の事業主様を対象として見込むため、データ量増加など利用期間内でスケールアップを考慮した拡張性が必要 

Point 03
アジャイル開発による短期間構築
運用業務経験者とプラットフォーム構築者が運用設計、プラットフォーム開発を並行して実施、開発フェーズはアジャイル開発により短期間構築 。運用開始後より、事務局からの運用フィードバックをもとに、改善を実施し利用者の利便性の向上を図り、運用事務局における使い勝手の向上を図り、円滑に事業運営が行えるように運用サポートを継続して実施。

課題解決の成果
- 改善を実施し利用者の利便性の向上 
- 運用事務局における使い勝手の向上 
運用開始後より、事務局からの運用フィードバックをもとに、円滑に事業運営が行えるように運用サポートを継続して実施。


